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12作目 
「ええ塩梅で日が暮れて 
   ええ塩梅で夜が明ける」
「ええ塩梅で日が暮れて     ええ塩梅で夜が明ける」
​【あらすじ】

母親の介護をしながら、代々続く団子店『大石屋』を細々と営んでいる大石春子。
その『大石屋』の隣に高層マンション建設が計画される。
デベロッパーの川越が、店の土地を買い取ろうとあの手この手と調子のよい話しを持ちかけてくるが

全く聞く耳を持たない春子。
そんな娘に、母が『大石屋』に語り継がれてきた ”ある騒動”の話しを聞かせはじめる。

時は江戸・・・
『大石だんご』は、おフユ婆さんの作るあんこが美味しいと評判の店。
ハルは捨て子のナツを育てながら母フユと共に団子屋を切り盛りしている。
ある日、大工が店の前に立てられたお触書きを見つけ、

「おフユ婆さんが山に捨てられる!?』と言い始め、小さな村はてんやわんやの大騒ぎに・・・

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